2024年2月勉強会


イベント詳細


テーマ

  1. 農林水産業における知的財産権について(江谷清和行政書士)
  2. 最近の融資事情(高杉忍行政書士)
  3. 戸籍の広域交付制度と相続関連業務の展望ついて(小川志音行政書士)

1.農林水産業における知的財産権について(江谷清和行政書士)

今回の勉強会は農水知財に絞り、「品種登録制度」・「地理的表示保護制度」(知財の双璧)の知的財産権の他に「営業秘密の保護(農ハウ)」など、多岐にわたる知的財産保護制度について改正状況から研鑽してみました。
特に種苗法下における育成者権の侵害がアジア周辺諸国(中国・韓国等)で散見される事から行政書士の支援が必要な領域である事を確認いたしました。
なお、産業財産権を含む「知的財産権」において、品種登録制度から発生する「育成者権」、地理的表示制度に伴う「登録表示権」の分類並びに整理を行いました。(江谷清和行政書士)
農林水産業における知的財産権について(江谷清和行政書士)

3.戸籍の広域交付制度と相続関連業務の展望ついて(小川志音行政書士)

令和6年3月1日より開始される戸籍等証明書類の広域交付制度の概要を説明し、今後拡充されると予測される点や、当該制度を享受できる具体的な利用者についても検討しました。
また、職務上請求との差異や相続手続きの現状を踏まえ、行政書士による相続業務の展望についてお話させていただきました。(小川志音行政書士)